話しかけないこと2018-12-14 Fri 06:00
柔らかい雪が舞う今週の月曜日、北見駅を19時40分に出発する空港行きのバスの中は、出発数分前になっても私一人だけでした。スタンバイ中に運転手さんに「もしかしたら私だけかもしれませんね。私一人のためにバスを出してもらうって、申し訳ないですね」と声をかけました。すると「路線バスですから。空港から乗られるお客様もおられますし」とのことでした。
(2018年12月10日 バスの中) それから発車するまでの時間、運転手さんに「新しいバスターミナルの使用はいつからですか?」と問いかけますと、「15日からです」「もうすぐですね」などと会話をしていました。そうこうしている内にバスが発車しました。 「本でも読もうかなあ」と椅子に深めに腰を置き直した時、今度は運転手から声をかけてこられました。新しいバスターミナルのこと、黒字路線と赤字路線、道路が閉鎖になった場合の対処、9月の地震による停電での損害、鹿とぶつかったこと、運転手さんの出身、奥様との会話などなど、話しに花が咲きました。 約40分、そろそろ空港に着くころだなあと思ったその時、ふとバス車内の壁を見ると「走行中は運転者に話しかけないこと」という注意書きを発見しました!「話しかけないでください」という表現よりも、「話しかけないこと」の方が1.2倍ほど厳しく言われているような気がしました(笑) 「いやあ、今、貼り紙に気付きました。ごめんなさいね、いろいろと話しかけて」と言うと(話しかけたのは確かに私ですが、発車してから話しかけたのは運転手さんの方なのですが!)、「なーんも、なんも。お客さんが1人ですから」と笑い飛ばされました。ということで、楽しい飛行場までのひと時となりました。 (2018年12月10日 飛行機の中) 羽田行き最終便の飛行機内では、さすがに客室乗務員などに話しかけることはありません。手元を照らす読書灯をつけながら、バスの中で読もうかなあと思っていました哲人宰相マハティールの本を熟読していました。 (1日1章 使徒23章「飲食をいっさい断つ」) にほんブログ村 日記
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